シールというのはワクワクしますね。
シールというのはワクワクしますね。持っていると、どうしてもなにかに貼りたくなる。後で剥がす時の手間とか、そんなことはどうでもよくなって思わず貼ってしまいます。
今でもそうでしょうが、私の子供の頃にも、お菓子や漫画雑誌などによくシールのおまけがついていたものです。好きなキャラクターのものがついていた時などは大喜び。どこに貼ろうか散々迷った記憶があります。
一番よくシールを貼ったのは、やはり箪笥などの家具です。これは、子供にとってはもう専用キャンバスみたいなものですからね。ただ、私は当時から整然としたレイアウトが好きだったのか、やたらベタベタ貼るということはしませんでした。じっくり考えて「ここぞ」という場所に一枚か二枚貼る。うまい具合に貼れると、満足していつも眺めていました。
小学校も高学年になると、シールも集めて保存の方向に行き、貼ることはなくなりました。しかし、その後数十年、近年また貼るようになりました。というのも私の親はそれなりに高齢。目も衰え始めていて、スイッチなどを押し間違えることが多くなってきました。そこで、手元にあった甥っ子から貰ったものを貼ってみたんです。電話機、ガス湯沸かし器、テレビのリモコンなどの一番良く使うスイッチに。これはとても好評でした。
以後、私の家には、各所にまたシールが貼られるようになりました。高齢者の部屋にアニメキャラなどが溢れている。奇妙な風景ですが、人生で二度、お世話になる物なのかもしれませんね。